新幹線の新時代を築いた300系ですが、N700系投入で時代の波には勝てず来年末には引退する模様です。

***** 以下 転載部 *****

初代のぞみ引退へ…最新型に輸送効率で勝てず

読売新聞 8月30日(火)15時7分配信

 約20年前、新幹線の初代「のぞみ」としてデビューした車両「300系」が、東海道、山陽新幹線で来年12月までに引退する見通しとなった。

 最高時速270キロで新大阪―東京間を初めて約2時間30分で結び、ビジネス利用を拡大させたが、同300キロの最新型に輸送効率で勝てず、行き場を失った。

 300系はアルミ合金製で、先代の「100系」に比べて1編成(16両)あたり214トン(23%)軽量化。車体を低くして空気抵抗を減らし、最高時速を一気に50キロ引き上げた。

 1992年3月から東京―新大阪間で走り始めた「のぞみ」に使用。93年には運行を博多までとし、JR東海は98年までに61編成、JR西日本も93年まで9編成を投入した。

 しかし、山陽新幹線を300キロで走行する「500系」などの登場で2001年には定期運行の「のぞみ」から引退。さらにカーブで高速走行できる最新型「N700系」が大量投入され、現在は主に「こだま」「ひかり」に使用されている。
***** 以上 転載部 *****


 東海道新幹線の最高時速を一気に50キロ引き上げ、新幹線の高速化のプロローグだった300系、「のぞみ」と言えば、「300系」をイメージする人が多いはず、それでインパクトのある登場でしたが、気づけば登場から20年、700系が投入されてからは徐々に「のぞみ」運用から追われ、N700系が投入されてからは、かろうじて残っていた「臨時のぞみ」運用からも追われ、「ひかり」「こだま」で細々と活躍していますが、これも来年末までとは、、、

 これも時代の流れとはいえ、少々寂しいものです、、、

 自分は東海道新幹線が嫌いなので、名古屋以西まで乗ることは殆どありませんので、逆の意味で静岡方面に行く際に「こだま」運用に入る300系の乗車機会はあるかなとは思いますが、、、

 いずれにしても最後の活躍を静かに見守りたいと思います。

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